1年の業務で使う画面を、ひととおり用意しています

健診結果の取り込みから、階層化・支援の記録・評価・提出データの作成までを、 同じ画面の中で行えます。判定には根拠となる一次資料を添えて表示します。

日々の業務

今日の対応から、分割面接・評価・途中終了まで

対象者一覧の「次にすること」と「期限」から、その日の記録へ進めます。 通常の支援の流れに加えて、分割実施や服薬判明のように途中で取扱いが変わる場面も扱います。

対象者一覧の画面。「本日対応」「期限超過」「初回面接待ち」などの絞り込みが並び、表には氏名・支援区分・状態・次にすること・期限・進捗・担当者が出ている。期限を過ぎた対象者には「期限超過」の印が付き、行ごとに「実績評価を記録」などのボタンがある。
実際の画面です(架空データ)。次にすることと期限が、一覧のまま分かります。

対象者一覧から、今日の作業へ

支援区分・状態・次にすること・期限・担当者を一覧に表示します。「本日対応」「期限超過」などで絞り込めます。

階層化と、初回面接の分割実施

階層化はステップ1〜4を扱います。検査値や質問票が欠けていて結果が確定しない場合は、 どちらかの区分に推定で振り分けず「判定不能」とし、不足している項目を示します。 初回面接は通常実施と分割実施(①②)を分けて記録します。

出典:標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)第2編第3章/ 特定健診・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き 第4.3版 1-4-1 脚注1

支援の流れと、扱う分岐

健診結果を取り込んでから国への報告までを、次の順で記録します。 途中で通常の流れから外れる場面も、記録できる形で扱います。

  1. 手順1:健診結果の取り込み

    3-1A の XML または CSV から取り込みます。

  2. 手順2:階層化

    腹囲・BMI・血糖・血圧・脂質・喫煙・年齢から支援区分を判定します。値が欠けていれば「判定不能」とします。

  3. 手順3:初回面接

    行動計画を策定します。分割実施(①②)にも対応します。

  4. 手順4:継続的な支援

    積極的支援では、初回面接のあと3か月以上の継続的な支援を行います。中間評価もここに含みます。

  5. 手順5:実績評価

    行動計画の策定日から3か月以上あとに行います。腹囲・体重・生活習慣の改善を記録します。

  6. 手順6:完了と報告

    完了の要件を確認し、5-1B の XML と別表6 の集計を作成します。

途中で通常の流れから外れる場合

途中終了
資格喪失・本人の辞退・服薬の判明・医師の判断・実績評価前の75歳到達。事由と日付を記録します。
脱落
連絡が取れないまま一定期間が過ぎた場合。督促・確認の記録で実績評価に代えられる場合があります。
年度またぎ
報告期限までに完了しなかった結果は、翌年度の報告に持ち越します。二重に数えない形で扱います。

出典:特定保健指導の実施方法(平成25年厚生労働省告示第91号)第2の1(2)・第2の2(15)/ 特定健診・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き 第4.3版 2-8-1・2-8-3/ 保発0331第4号 第1の二の2(2)

180ポイントの内訳と、算定できない理由

アウトカム評価・プロセス評価・早期実施の内訳を表示します。同じ日に複数回実施した場合の扱い、 最低実施時間に満たない支援、算定対象にならない支援形態を判定し、 「なぜこの支援が0ポイントなのか」を理由とともに示します。

180ポイントに達しても、それだけで完了は確定しません。180ポイント以上は、積極的支援における継続的な支援の最低条件です。 動機付け支援相当は、180ポイント未満でも完了できます。

出典:厚生労働省告示第91号 第2の2(9)・第2の1(2)但書/手引き 第4.3版 2-6

服薬が分かった時点を、分けて記録する

  1. 時点 1

    健診の質問票

    記載違いを再確認して判明。保険者再確認として記録します。

  2. 時点 2

    健診後・開始前

    開始前に判明。対象から除外するかどうかを保険者が判断します。

  3. 時点 3

    支援開始後

    開始後に判明。法定報告での分母・分子の扱いが変わります。

  4. 時点 4

    完了後

    すでに実施済みのため、対象から除外できません。

出典:特定健診・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き 第4.3版 2-1④〜⑦

提出と法定報告

提出前の修正箇所を確認し、XMLと別表6を作成する

提出前チェックでは「提出できるもの」「修正が必要なもの」「対象外のもの」を理由付きで確認できます。 修正が必要な記録には、項目名・理由・直し方・対応する画面を表示します。

5-1A と 5-1B は、提出先に合わせて作成

作成するもの用途対応範囲
5-1A の XML保健指導機関等から医療保険者へ対応
5-1B の XML医療保険者から国へ対応
5-1B の提出用ZIP保険者から国への提出データ一式対応
5-1A の送付用アーカイブ機関から保険者への送付(8-1A 仕様)未対応

特定保健指導情報の XML は HL7 CDA R2 にもとづく形式で生成します。 提出用ファイルの作成を支援する機能であり、提出先への送信や受付の完了を保証するものではありません。

提出前チェックの画面。提出できる件数・修正が必要な件数・まだ報告できない件数が並び、提出先の機関番号が表示されている。修正が必要な対象者には、項目名と理由、直すための画面への導線が付いている。
提出前チェックの画面です(架空データ)。直す前に、何がいくつ残っているかが分かります。

別表6 は、自動集計と手入力を分けて確認

別表6 の67項目を扱います。特定保健指導に関する項目は保有データから集計し、 特定健康診査対象者数のようにシステムが保有しないデータは保険者が入力します。 提出用の集計情報は、総括表3区分と性別・年代別14区分の計17ファイルを作成します。

出典:保発0331第4号 別表6/提出用データアーカイブ仕様 2.1.4

法定報告(集計情報)の画面。別表6 の集計が表で並び、自動計算した項目と保険者が入力する項目が分けて示されている。評価対象者数については、本システムが保有する記録では足りない理由と、参考値が根拠つきで表示されている。
法定報告の画面です(架空データ)。自動集計できる項目と、保険者が入力する項目を分けて示します。

XML の構造と値を、自動テストで確認

同梱の XSD に対して、要素名・出現順・属性・必須要素の欠落と、属性値が XSD の型定義(列挙値・パターン・最小値・最大値・最大桁数・小数桁数)に合うかを自動テストしています。 XSD の検証器による完全な検証、HL7 CDA スキーマ全体の検証、提出先との接続試験は本システムでは行っていません(対応範囲に記載)。

機能一覧

業務の流れごとの機能

対応していない事項は対応範囲に掲載しています。ここに並ぶのは、実際に画面がある機能です。

対象者と健診
できること内容
健診結果の取り込み健診機関から届く特定健診情報ファイル(3-1A)の XML と、CSV のどちらでも取り込めます。複数まとめて選べます
健診会場での仮登録その場で最小限の項目だけを登録し、あとから確定します
対象者の登録・修正氏名・被保険者証・連絡先。変更は履歴に残ります
健診結果の登録・訂正訂正は前後の値を記録し、階層化をやり直します
委託先の実施結果(5-1A)の取り込み委託した保健指導機関から届いた特定保健指導情報ファイルを読み、初回面接・継続的な支援・中間評価・実績評価を対象者の記録に反映します。ポイントは受け取った値ではなく、実施内容から計算し直します
健診結果の訂正の一括取り込み健診機関から届いた訂正版のファイルで、登録済みの健診をまとめて直せます。何が変わるかを反映の前に一覧で出します。空欄の項目は変わりません
階層化(支援区分の判定)腹囲・BMI・検査値・喫煙・服薬から判定し、判定の根拠を画面に出します
動機付け支援相当の判断前年度の実績にもとづく区分を、専門職が選んで記録します
服薬が判明したときの取扱い質問票と実際が違ったときの扱いを、判断とともに残します
受診券・利用券券の番号と有効期限を持ち、提出データに載せます
初回面接の案内(利用勧奨)の記録いつ・どの方法(郵送・電話・メール・対面)で案内したかを、回数だけ残します。宛先不明で戻ってきたことも記録できます。一覧から選んでまとめて記録することもできます
支援の記録
できること内容
支援計画支援の形と回数を組み、ポイントが足りるかをその場で確かめます
初回面接(分割実施を含む)1回目・2回目を別に記録し、実施時間と実施者の資格を確かめます
継続的な支援支援のたびにポイントを加算し、算定できなかった理由も出します
中間評価・実績評価腹囲・体重・生活習慣の変化を記録します
完了の判定足りない要件を一覧で出します。画面上のボタンを隠すだけでは別の手段で操作を送られた場合に防げないため、完了を確定する処理の中でも要件を確認します
途中終了・脱落・再開終了の取り消し、完了の取り消しもできます(いずれも記録に残ります)
連絡不能の確認記録「度重なる確認」とみなす回数の下限は、保険者ごとに設定します
支援計画・実施報告書の印刷職員名やメニューを載せない印刷用の体裁で出します
進捗の管理
できること内容
対象者の一覧と絞り込み本日対応・期限超過・初回面接待ち・継続支援中・完了など、状態ごとに件数が出ます
委託費用の請求・入金の管理機関ごと・年度ごとの契約単価を登録し、実施の記録から請求の候補(初回面接の終了・完了・途中終了・初回未完了)を並べます。同じ方の同じ段階は二度請求できません。入金の記録と、請求額との差も残ります
次にすることと期限一人ひとりについて、次の操作と期限を並べます
見落としの検知と、日次のお知らせ期限超過・本日が期限・予定日を過ぎた方・担当者が決まっていない方を1つの画面にまとめ、1日1回メールでもお知らせします。メールには件数とリンクだけを載せ、対象者のお名前や健診の値は載せません
担当の割り当て担当者で絞り込めます。委託先の職員には自機関の担当分だけが見えます
変更の履歴いつ誰が何を変えたかを、対象者ごとにたどれます
提出と報告
できること内容
提出前チェック提出先の受付で不備とされる条件を、作成の前に見つけます
特定保健指導情報ファイルの作成5-1B(実績)の XML を作ります。要素の構成と、値の範囲・桁数・コード値を XSD にもとづいて自動テストで確認しています
法定報告(別表6)年度の集計と、健診データ管理システムから手で入れる項目を突き合わせます
前年度の集計の取り込み前年度の値を読み込み、年度をまたぐ項目に使います
報告に含めない判断の記録なぜ含めないのかを書いて残します(あとから取り消せます)
運用と安全管理
できること内容
職員と権限保健師・管理栄養士・事務・統括者・システム管理者・監査。判定はサーバー側で行います
保健指導機関と委託の管理委託先の承認と停止。委託先の職員は自機関の担当分だけを扱えます
監査証跡誰が・いつ・何を変え、何を書き出したか(印刷・ログインを含む)。画面を開いただけの閲覧は記録しません。対象者の氏名は複製せず、表示時に引きます
ログインの安全対策メールのリンク、認証アプリによる二要素認証、端末の記憶、連続失敗時のロック
規約・個人情報の取扱いの同意いつ・どの版に同意したかを、契約主体ごとに記録します
システム提供者が見た記録当社が契約者のデータを見たときの理由と範囲を、契約者自身が読めます
不具合・ご要望の連絡使っている画面から1つの欄で送れます(画面の状況は自動で添えます)